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カリフォルニア、リッチモンド。15歳の少年ブランドンは背が低く女子にもモテず、いつもボロボロのスニーカーを履いていてバカにされていた。だが、彼のそんな人生も転機を迎える…はずだった。コツコツ貯めたお小遣いで最強のスニーカー“エア ジョーダン1”を手に入れた! 仲間からは羨望の眼差しで見られ、女子からも気にかけられ、これで自分の人生もイケイケになると思っていたブランドン。だが、そんな最高な時間の終わりは瞬時にやってきた。仲間と別れた帰り道、地元のチンピラに襲われスニーカーを盗られてしまう。ブチ切れたブランドンは、友だち二人を巻き込み、命よりも大切なスニーカーを奪い返しに行くことを決心するが…。ギャング、麻薬、銃、そして仲間とスニーカー。カリフォルニアの太陽の下、少年が少しだけ男になる瞬間を描いた、心揺さぶる新時代のフッドムービーが、いま新たに誕生した。
AFI(アメリカ映画研究所)卒業生であり、ショートフィルム「Nani(原題)」で知られるジャスティン・ティッピング監督にとって初長編作品『キックス』を、自身が育ったオークランドのイーストベイエリアに根付いた熱狂的スニーカーマニアのコミュニティとカルチャーについて描くとの決断は論理的な判断だった。そもそも『キックス』(少年がチンピラに盗まれたジョーダンを取り戻しに行く話)は実体験をベースにティッピングが執筆したショートストーリーを基にしている。 「16歳の時、新しいナイキを履いてウェストオークランドを歩いていたら襲われた時のことを基にストーリーを考えた。だが、このストーリーの感情的な部分はボコボコにされて帰宅した時の気持ちからきている。完全に気持ちを壊されたと感じた。目の周りにあざ、ボロボロの唇で帰宅した僕に“大丈夫。これでお前も男だ。”と兄が言った。なぜだかその瞬間、その通過儀礼を経験できたことが嬉しく思えた。だが、思い返してみると、男らしさについて我々が持っている考えはとても間違っていると思う。まったく無意味な暴力を振るわれただけなのに。」ティッピングは“男らしさ”についての興味から、ジョシュア・バーン=ゴールデンと共に『キックス』の脚本を書き始めた。
ブランドンの場合、暴力の被害者でありながら、「復讐」と「男らしくある」という考えから、自身も暴力の道を進んでいってしまう。「このキャラクターは、盗まれたスニーカーに対しての執着心から手段を問わない復讐という道を選び、最終的には自分を暴行した人間よりも暴力的になっていってしまう。そして、自分の行動が招いた結果と向き合わざるをえなくなる。」 ティッピングは、一人の若者が他人のスニーカーを盗むという話で、イーストベイのスニーカーマニアのカルチャーを描いている。それは特定の地域だけにあるものではなく、アメリカ全土に広がるサブカルチャーだ。そしてこのサブカルチャーは、ほとんどのメインストリームメディアに偽善的批判を受けていると思う。「大昔から “靴が男を作る”というファッションのルールが存在する。ウォール街ではみんな相手の靴を見てその人を評価する。社会的地位の象徴だ。誰もがそういう指標を求めている。LAでは、運転している車とかがそうだ。僕が育ったリッチモンドとオークランドというコミュニティでは、スニーカーがレアであればあるほど値段が高く、それがクールだという評価に直結する。」「スニーカーを求めた暴動がニュースに流れているのを見ると可笑しくなる。リポーターたちはとても高価なハイヒールを履いていて、“この子たちが300ドルの靴のために争う理由が分からない。”と言っている。ルイ・ヴィトンにハマっている人と同じことだと思う。でも、争っているのが子供たちで、対象物がバスケットボール選手のスニーカーだから、どうでもいいことだと思われる。」
14歳のジャキング・ギロリーは、俳優兼ラッパーとして将来有望な才能の持ち主。カリフォルニア州、ロングビーチで生まれ育った彼は、9歳の頃からコマーシャルやミュージックビデオなどに出演し始める。その後、映画やTVでクールな少年、コンピューターオタクからドラッグディーラーなど、多彩な演技を見せる。俳優業とは別に、ラッパーとしても活躍しており、毎日曲作りに励んでいる。友だちと作ったビートに、自身の人生についてラップしている。また、ジャキングはアスリートとしての才能もある。ラッパーのスヌープ・ドッグが設立したジュニア・フットボール・チームのランニングバックとして活躍し、ジュニアオリンピックで800mと1,500m走で金メダルを獲得している。
C.Jは『キックス』以外に、ウィル・フェレル主演の『エブリシング・マスト・ゴー』などの出演や、彼の実の父ノトーリアスB.I.G.の伝記映画『ノトーリアス・B.I.G.』では父の若き日を演じたことで知られている。
19歳のクリストファー・マイヤーの演技は、次はヒットTVドラマ「ウェイワード・パインズ」のセカンドシーズンで観ることができる。ブルックリンで生まれ、フロリダ州のウェストパームビーチで育ったクリストファーは、10歳で役者となることを決め、現在映画やTVドラマなどに多数出演して活躍している。
コフィ・シリボエは既にエンターテインメント業界で話題の存在となっている。ロスで生まれ育ったコフィ。6歳の時にビバリーヒルズのショッピングモールでエージェントに出会ったことで人生が激変する。アイス・キューブの『奇跡のロングショット』でスクリーンデビューを果たし、アカデミー映画『セッション』などに出演している。その他「CSI」など多くのヒットTVドラマでその才能を見せつけている。
マハーシャラ・アリは、現在ハリウッドで最も旬で需要のある役者である。『ハンガー・ゲーム』シリーズや『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』などで注目を浴び、第89回アカデミー賞で8部門にノミネート、作品賞を受賞した『ムーンライト』で助演男優賞を受賞。TVでは、Netflixの「ルーク・ケイジ」や「ハウス・オブ・カード」に出演。そのほかの出演作には、映画『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『ドリーム』など。最新出演作は日本のSF漫画「銃夢」を実写映画化した『アリータ: バトル・エンジェル』。
オークランドで生まれ育ったジャスティン・ティッピング。『キックス』の他に、Universal Pictures、Blumhouse Productions、Imagine Entertainment製作映画『Lowriders(原題)』にプロデューサーとして参加している。その他にも、Sony、TriStar Picturesなど大手映画会社の脚本も手掛けている。彼のショートフィルム「Nani」は各国映画祭で数々の賞を受賞している。
サンフランシスコで生まれ、東海岸で育った脚本家兼プロデューサー。Universal Pictures、Blumhouse Productions、Imagine Entertainment製作映画『Lowriders(原題)』にプロデューサーとして参加しており、ジャスティン・ティッピング監督とは、ショートフィルム「Nani」の脚本も手掛けている。
NYの制作会社Animal Kingdomの設立者の一人で、『ドリンキング・バディーズ 飲み友以上、恋人未満の甘い方程式』『イット・フォローズ』『It Comes At Night(原題)』など多くのヒット作を手掛けてきた。2014年にVariety誌の選ぶ“注目すべきプロデューサー10人”の一人に選ばれ、2015年にはScreen International誌の“フューチャー・リーダー”の一人に選ばれるほどの実力者。
アデル・ロマンスキーは、プロデューサーとして新人監督の支援に力を注いでいる。初めてプロデューサーとしてデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の『アメリカン・スリープオーバー』を手掛けた。本作はSXSW映画祭で特別審査員賞を受賞している。最近では、アカデミー受賞作品『ムーンライト』でもプロデューサーとして活躍している。
 1. Spaceship – Brian Reitzell
 2. Party and Bullshit (Dialogue Interlude 1) – Jahking Guillory
 3. Friends Hanging Out – Brian Reitzell
 4. The Sheboygan Left – RJD2
 5. C.R.E.A.M. – Wu-Tang Clan
 6. BBQ Music – Marc E. Bassy
 7. Kitchen Astronaut (feat. Jahking Guillory) – Brian Reitzell
 8. Self Made – Keith Jenkins
 9. Slow Trap – NanosauR
10. Travel to Oakland – Brian Reitzell
11. Sincerely Yours – Iamsu!
12. 37 – Roach Gigz
13. Hella Super High – YMTK
14. Wave on $Wim – Dave Steezy
15. Get Stupid (Remix) – Mac Dre
16. Aye – Jay Casio
17. In You (I Found a Love) – Charles Bradley & Menahan Street Band
18. Sideshow – Blue Magic
19. Fireworks Went Off – Brian Reitzell
20. Flaco Arrives – Brian Reitzell
21. Flaco Chases Brandon – Brian Reitzell
22. Party and Bullshit (Dialogue Interlude 2) – Jahking Guillory
23. 606 in the 510 – Brian Reitzell
都道府県 劇場名 公開日
東京 シネクイント 12月1日(土)
東京 アップリンク吉祥寺 12月
神奈川 109シネマズ川崎 1月4日(金)
神奈川 ムービル 1月4日(金)
群馬 109シネマズ高崎 1月4日(金)
栃木 宇都宮ヒカリ座 3/16(土)〜3/29(金)
静岡 静岡シネ・ギャラリー 12/2(日)先行 以降1/5(土)より上映
大阪 シネマート心斎橋 12月8日(土)
京都 出町座 上映日未定
広島 109シネマズ広島 1月4日(金)